おついち


さて。乙一作品、映像化ラッシュです。
まず映画。

暗いところで待ち合わせ
「暗いところで待ち合わせ」
これはまぁ、確かに映像化したら面白そうと思わせる題材なのかなぁ。
目の見えない女性の家に殺人犯の男が隠れ住む話。
単純ですが心のふれあいの温かい、
そして乙一らしいどんでん返しの面白いお話です。
(公式サイト)

次。ドラマ。

失踪HOLIDAY
原作は角川スニーカーから出てる文庫本。
ライトノベルのレーベルなので敬遠される方もいるかもしれませんが、
同時収録の短編と合わせて本当にオススメしたい一冊。
女の子が家出する話です。(それだけ?
いや同時収録の「幸せは子猫のかたち」が良作すぎて、
ついつい僕は忘れがちな一本なのですが^^;
なんかポップな文章だった気がします。
んでドラマは来年2月から深夜に放送らしいです。


…原作派としては結構、複雑だったり。
どうしても映像化すると時間的に削られる部分も多いし、
乙一は文章ならではの表現が秀逸な作家だと思うんです。
以前映画化された「ZOO」は、
正直微妙な出来だったと言わざるを…得ないというか…うーん。
普段本を読まない方にも注目される機会ですから
乙一がもっと広まれば嬉しいと思うんですが
僕は多分、どちらも見ないと思いまーす(苦笑
いえ、良い意味で予想を裏切ってくれればいいなぁとは思いますが、はい。