はいはい


誕生日もおしまいですよ、っと。
ほんの少しだけ特別な一日を期待すると寂しくなりますね。
いつもと変わらない一日ならばまだよかったですが
なかなかどうして上手くいかない一日でした。
あーあー。もう少し器用に生きられないかなぁ。
雪彦にはひとつ下の妹がいて、
今では割と目線も対等で喧嘩したり一緒に遊んだり出来てそこそこ楽しいけれど、
幼稚園やそれよりも前の1歳違いというのは結構大きな差で、
まだまだ甘えたい盛りの雪彦はいろんなことを我慢して生きてきたのでした。
今さらそんなこと言ったって仕方ないし、
そういう環境のおかげで同年代の中ではしっかりした子どもに成長できたわけで
良かったと思うことも感謝する場面もたくさんあるけれど
やっぱり寂しかったなぁって思い出す瞬間が今も時々、あります。
誕生日のケーキ。
もう19になったっていうのに恥ずかしい話ですが
ケーキね、無いとやっぱり残念なんだなぁ。
特別甘いものが好きなわけじゃないし、生クリーム嫌いだし、
大きなホールのケーキは結局残ってしまうことも多いのだけれど
誕生日のケーキ。
やっぱり食べたかったなぁ。
妹の誕生日だったら、絶対用意してるんです。
用意しておかないとぶーぶー文句言われるし(笑
私は、まぁ、「欲しいなぁ」って言えばそりゃ買ってくれますよケーキくらい。
でもそこまでして食べたいわけじゃなくて、
大体この歳になればケーキなんて自分で買っていくらでも食べられるし、
そういうことじゃなくてもっと、気持ちの面で、
あぁ今日で何歳になったんだなーって蝋燭吹き消したりするのが楽しいんですよね。
…我ながら卑屈だな(笑
そもそもケーキはおろか夕飯すら作ってはいただけませんでした。しゅん。
今日くらいなんか作ってくれよー洒落たイタリアンとか要求しないしさぁ。
なんて甘えてるうちはまだまだガキなんでしょうね。恥ずかしい。
妹がわざわざバイト帰りにプレゼント買ってきてくれて、
帰宅一番に「誕生日おめでたう(・ω・)!」って言ってくれて嬉しかったです。
もう寝よう。