ティーダ


「君のその小さな手に捕まってしまうようなものなら
それは自由なんかじゃない、違うかな?」


ああ今日もティーダが昇る
けたたましい泣き声
何がそんなに悲しくて
朝を迎えるのさ
目出度いね
今日も明日も毎日新しい一日?
嬉しすぎて涙が出そうだよ


眩しいものを直視できない
だってクシャミが出ちゃうじゃないか
それが僕の君の人間の本質なんじゃあないのかい


ティーダ僕のティーダ
あの月や水溜りの照り返し
目を合わせられずに背中で受ける僕を笑って
笑い飛ばしてそして愛してよ
ティーダ僕のティーダ
凍りついた心をほどいて
いつか世界を燃やし尽くす終焉
孤独に冷ややかに輝けばいい