2008-03-12 kasane words ひどく居心地が悪い 埃に塗れた窓掛けで 継ぎ接ぎの外套を仕立てた ほつれ、綻び。 幾重にも 足許から這い上がる冷たさを 遮ることなどできはしない 目に見えるもの、映らないものも いつしか厚みを増して 纏った 脱ぎ捨てること等、 今でなくともできる そんな風に勘違いをして 重くなる背に負うものも見えず。