最近の読書。


蛇行する川のほとり〈1〉 蛇行する川のほとり〈2〉 蛇行する川のほとり〈3〉
恩田陸氏の書き下ろし三部作。
一冊にまとまったハードカバー本も出てますが、
敢えてこちらで読んでみました。
夏の日の開放的な舞台でありながら、
読んでいて閉塞感すら感じるミステリー。
いやミステリーなのかな?トリック的なものはさほど深くないんですが。
ジャンル分けに明るくないというか興味が無いのでわかりませんが。
光景が自然と浮かぶような描写と、読み手を飽きさせない展開。
恩田氏の文章はとても好きですねぇ^^
ハードカバーと読み比べたわけではないですが、
メリハリが付くのでこっちの方が僕としてはお薦め、かも。
買うと若干高くつくのかもしれませんが。


ドリームバスター
宮部みゆき氏のファンタジーです。
今年3月にシリーズ3作目が出ているようです。
僕は2作目まで読んだかな?読んでないかな?と曖昧だったので、
どうせなら最初からおさらいしようと1作目を借りてまいりました。
以前読んだときも確か学校で借りたんだと思います。
宮部氏の文章はミステリーよりもファンタジー派。
(ミステリーが嫌いなわけではないですよ)
この作品は万人が楽しめる本だと思います。
ひとつひとつの話があまり長くないですし。
僕はがっつり長編の方が好みですが、
そうそう読む時間があるとも限らないですからね;
魅力的なキャラクター達の織り成す爽快アクション大作!(ちょっと嘘
読み終えたときとても清々しい気分になれますよ〜!


宮部氏と言えばブレイブストーリー映画化。
文庫本も出ていて観に行く前におさらいしたいんですが、
図書室では出払ってました。話題作だからなぁ…
出来るならハードカバーで買いたいですが、
妥協して文庫でも…どっちにせよ高いんですよ児童書の癖に(--メ
あれ?児童書じゃない?児童書ですよね??