birds


この小さく弱い身体を抱きしめる
あたたかな腕を諦めて
どうして生きていける?
私は、


願うものはいつも
もう死んでしまっていた
泣いたって何も戻らないなら
機械のように心を忘れよう
ずっと


こんなにも空虚で小さな静寂を
一人胸に閉じ込めて
貼り付けた笑みは孤独だったの?
君も、


与え合って奪い合う
いつか砂の落ち切るまで
手繰り寄せた糸を紡いで織り上げた
きっと、もういない明日