2007-05-26 moonbow words 纏う濡れた空気 雨のにおい 月灯りに架かる虹 夢よりも果敢ないまぼろし、 玲瓏と響く歌 刻んで。 太古の河のように 爪痕は疼くばかりで 忘れられない 思い出せない 空にとけた身体、 倒れ臥した魂、 終わりは幸福か否か。 薄らいで 夜空へ還る 月灯りに架かる虹 願いごとは尽きない けれど何も祈れない もう、君は。 いとしいきみは。 (虹。rainbow. また夏がくる。)