チェシャー州の猫


欲しいものだとか、やりたいことだとか。
改めて考えたり口に出したりするのって思いのほか難しい。
本当に自分の望みはそんなもんなのか。
決して達せられない目標を追うのは酷く苦しくて、
容易に叶う夢を見るのはとても虚しい。
他者を糾弾して自分を守っていれば生きるのは楽だけれど、
心のどこかで違和感が蠢くのも事実で。
認められたい。
認められたい。
こんな想いでも誰かの心を動かせたなら。


そんなことはどうでもいいんですが、
今携帯で『歪みの国のアリス』とゆーゲームをやっています。
最初に興味を持った頃はauにしか対応しておらず、
ドコモユーザーの私は親指を加えてプロモーションムービーを眺めておりました。
このゲーム、公式サイトをちらっと見ていただくとわかりますが、
グロテスクな要素を含んだホラーノベルゲームでございます。
結論から申しますと、これとても面白い。
キャラクターは怖いけどプレイしていくうちに愛着が沸くから不思議。
雪彦、グロ耐性は限りなくゼロに近いですが、
ノベルゲームだから画像もそんなに多くないし動かないから割と大丈夫でした。
それよりもテキストの効果の方が不気味でドキドキしますねー。



以下ネタバレを含む可能性がござるので、
これからプレイしようかなーと思う人は読まないほうがいいかも。



とりあえず一通りやってみて最初に見たエンディングは「真実の横顔」。
主人公の行動パターンを考えて不自然じゃないと思う選択肢を選んだらこれでした。
釈然としない部分もあったけど、概ね想像通りのエンドかしらん。
今は前半からすべてのエンディングを揃えようとやり直してます。
ノーマルエンドの7までは見た。
今のところ「赤い猫」エンドが一番すき。だって猫が好きだから。喰われたい。
「赤い猫」とひとつ選択違いの「僕のアリス」も猫の視点が面白かったけど、
やっぱり猫らしくないから嫌。
そんなこと言ったら芋虫出るルートそのものが猫らしくないけど。
しかし顔見えないのに猫ほんと可愛いなぁ。
首だけになってからずっと血だらけで可哀想なので、
綺麗に洗って包帯巻いた絵もほしかったです。
猫の次に好きなのはネズミ。あれ大きさからいってもカピバラだと思う。
なんだかんだでグリフォンカピバラはアリスの言うこと聞いてくれてるよね。
薔薇に喰われかけるシーンでネズミに助けを求めた時の反応が良かった。
1回目のプレイでは最初から猫呼んじゃったから。ごめんよ。
あそこで颯爽と自分の腕をぶしゅっとやった猫ほんとカッコよかったです。
正直触手ぷれいを想像した
あとなんかあったかな。
公式サイトで読めるコラム、あれプレイ前に全部呼んでたから、
廃棄くんには期待していた。彼は良い子だ。
でも2章までにはエンディング分岐無いから多分もうやらない。ごめん^^
まだしばらく楽しめそうです。
世界樹の迷宮Ⅱとかテイルズオブの新作とかの発売待つ間の繋ぎに。