空を見ていた
朝靄に煙る白
光溢れる青や、
夕陽に染まる赤


そして、
静寂の棲む黒の空を


願えば叶うだろうか
あの小さな星を殺して
この幼い祈りも
いつか届く日が来るだろうか?


今日も見上げる
流れてく空の色を焼き付けて
明日はもう出逢えない
この刹那を忘れないように



叶うなら、いっそこのまま
手の届かない星でいさせて。