春.

さよならを言えるしあわせ
だって、ね
辛くても悲しくても
別れすら伝わない終わりよりずっと。


後ろ姿だけ見つめさせて
離れていく距離をわかってたい
馬鹿な私に思い知らせてね
もう戻れない温度を


追いすがるのは醜いでしょう。
だから綺麗なまま
愛された自分を愛してる
見えなくなる背中と一緒に
鍵をかけて大切にしまうから



さよならを言えるしあわせ
だから、泣かないよ。