2008-03-01 闇に踊る words 薄く重ねるヴェール ほんの少し、ほんの少しずつ遠ざかる世界に 手を伸ばしては そっとそっと覚えてゆく 明日には見えなくなる空を 掠れていなくなってしまう雨を 最後に残るのは きっときっと灯りで もういい、と 投げかけられた言葉は許しか諦めか 抱え込んだものをひとつも捨てたくなんてない 誰にもわずかでも分けてなんてやらない ほんの少しずつ遠ざかる世界から 私を一人にしないで。